書きたい欲求

 このところモンテーニュの『エセー』やロラン・バルトの断章的な批評を読んでいて、自分も漠然と何かが書きたくなった。思い立ったが吉日とこうしてブログを立ち上げるに至る。

 

 モンテーニュやバルトのように誰かの人生を啓蒙したり、唸らせるようなレトリックで意表を突いた論評が俺にできるとは思えないし、目指すつもりもない。

 

 ただ、このブログが誰かの目にとまるとき、少しでも楽しんでもらえたり、ほんの少し記憶に残るようなものが書けたなら、幸いだと思う。