5月1日

夢日記

図書館へ出勤すると、知らない新入りが増えている。何故か今日は数人を残して早上がりらしい。仕事を済ませ閉館の時間になる。みんなで集合すると、(職場の女の子)Nさんが俯いてとても悲しそうな顔をしている。僕の締め作業は、閉館の放送の曲にあわせてベースを弾くことだ。


姉と同じ風貌をした人「なつきはすごいよ、うん、他の曲なんかはずっと」


閉館間際、中東系の男性が本を返しにくる。K大学関係者ではなく又貸しらしい。窓から挨拶をする。その場では気づかなかったが実家のキッチンのような場所だ。こまるなと思いながらいくつかやりとりをして、返しにきた本にW大学と印字されていることに気づく。その図書館は別の場所にあることを教える。彼は叱られたと思ったのか、いじけた様子で少しゴネる。が、自分は怒っていないという態度を表すと安心したのか、納得して帰っていった。


帰り支度中、友達の話になる。

僕「友達か、欲しいな」

(職場の先輩)H「もういるだろ。3人もかわいい子が。あんなに悲しませておいてよくそんなこと言えるな」

胸ぐらを掴む。どういう意味だと聞き返す。動揺しながら彼は言った。

H「なんだ、なんだよ?気でも狂ったのか?」

 

帰ろうと外に出ると、いつの間にか、図書館は実家になっている。ガレージにでる。自分が乗ってきた自転車がある。外は真っ暗だ。帰れるかどうか不安になる。自分の革靴がないことに気づく。


「忘れ物はすべて箱の中に閉まったよ」と、見知らぬ新人がいう。工場員のような風貌である。みんなに探してもらうが、どこにもない。誰かが言う。残りはチーフが蔵の中に閉まっちゃったよ。蔵の方に向かうと、(チーフの)Oさんだった人はMさん(古本屋に勤めていた頃の店長)のような風貌になっている。しかし、現実の彼女と違い、とても優しい。声は母さんのようだ。


蔵の中はとても広い。屋根裏にいく。迷路のような場所だ。昔、何度か夢の中で同じ光景を見たことがある。足場の悪いところで危険な思いをする。小さなふすまをつたい屈みながら歩くのだが、背後は階段、真下までは3メートルもあってもたれるものも何もない。

やっとのことで屋根裏へ。靴を探す。箱を開いてもひらいても見つからない。チーフが母の姿をしてやってくる。一緒に探してくれる。

だんだんと世間話になってくる。不愉快な新人の悪口を長々と喋り出す。うんざりした目がさめる。